肺がんは早期発見が難しい病気の1つですが、肺がんの初期段階に目印となるバイオマーカーが発見されたという興味深いニュースがありました。
この発見から、新しい技術が開発される可能性が高いそうです。
早期発見できる技術が確立されたら、すばらしいですね!
【ヤフーニュースより引用】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081216-00000087-jij-soci
肺がん早期発見に道=生体指標候補を発見−北大など
12月16日13時26分配信 時事通信
北海道大大学院の西村紳一郎教授の研究グループは16日、塩野義製薬と共同で早期発見の難しい肺がんや膵臓(すいぞう)がんなどの初期段階の目印になる生体指標(バイオマーカー)候補を発見したと発表した。同教授は「新しい技術が開発される可能性が高い」と期待感を示した。
ヒトの体内で免疫力にかかわる「糖鎖」について、西村教授らは昨年10月、血清から取り出した糖鎖を大規模、短時間に解析する自動分析装置を世界に先駆けて開発。既に血液1滴から肝臓がんを判定できる糖鎖の組み合わせを見つけていた。
今回、新たに肺・膵臓がん、さらに同大学院の三浪明男教授らとの共同研究で、関節リウマチについても指標となる糖鎖を発見した。
【ココまで】
今後の研究成果に期待です。
肺がんとは?
肺がん(肺癌)とは、肺に発生する、上皮細胞由来の悪性腫瘍
のことで、90%以上が気管・気管支、細気管支あるいは末梢肺に
由来するがんの総称です。
肺の内側にある気道粘膜の上皮は、発癌性物質(例 たばこの
成分など)にさらされると速やかに小さな変異が生じます。
そのような小さな変異が何度も積み重なってゆくことにより、
組織ががん化してしまいます。
ほとんどの肺癌は、小細胞癌(肺癌全体の約20%)か、
非小細胞癌(肺癌全体の約80%)の、主な2つの型に属します。
この分類により、治療法や予後に大きな変化が生じます。
肺がんになる人って?
肺癌による死亡者数は、日本では2005年の統計で、
全がん死の19%を占め、男性では全がん死の中で最も多く、
女性では3番目を占めています。
肺がんの発生率は男女共に年齢と共に高くなってきます。
40代前半・・・男性0.012% 女性0.006%
50代前半・・・男性0.033% 女性0.017%
60代前半・・・男性0.138% 女性0.038%
70台前半・・・男性0.346% 女性0.087%
また肺がんになる人は世界的傾向として年々増加しています。
肺がんの原因 たばこ
【肺がんの原因】と聞いて、ほとんどの方が真っ先に
思い浮かべるのは【たばこ】ではないでしょうか?
確かにデータはタバコと肺がんの密接な関係を物語っています。
喫煙者の死亡率は、非喫煙者に比べて男性で約4.5倍、女性で
約2.3倍と言われています。
また肺がんの発生する確率は、喫煙暦が長ければ長いほど、
また吸う本数が多ければ多いほど、それに比例して高くなるようです。
またたばこを吸い始めた年齢が低ければ低いほど、肺がんに
かかる危険性も高くなるようです。
さらにタバコを吸わない人が気になる点として【受動喫煙】が
あげられます。
つまり、自分はタバコを吸わないけれど公共の場所や職場で、
他の人が吸っているタバコの煙を吸わざるを得ない環境に
置かれている場合です。
「受動喫煙」と「肺がん」、この関係性において正確なデータを
とることは難しいのですが、肺がんにかかる可能性との関係は
あるという考えが一般的なようです。
肺がんの原因 遺伝 その他
タバコ以外にどのような肺がんの原因があるのでしょうか?
外因的な要素としては、「車の排気ガス」や、断熱材、車の
ブレーキなどに用いられている「アスベスト」などがあげられます。
このようなものが空気中に汚染物質として漂っていてそれを長期間
吸い続けるなら、肺がんの原因となりえるでしょう。
さらに肺がんは遺伝するのでしょうか?
報告によると、家族の中で肺がんになった人がいる場合、
そうでない人よりも肺がんにかかる危険性は2〜3倍高いと
言われています。
ただし現時点では、遺伝子が関係しているということが
科学的にはっきりと証明されているわけではありません。
肺がんの症状 初期症状
肺がんは症状の出にくい疾患です。
しかし、肺がんの症状が見られる場合は癌が発生した箇所に
よって変わってきます。
●「中心型肺がん」(肺の入り口の太い気管支に出来るがん)の場合。
血痰(けったん)が見られることが多いです。
この血痰はがん組織が崩れた時に出てきます。
血痰の症状が2週間以上出るようであれば、すぐに医師に診てもらう
ことが大切です。
●「末梢型肺がん」(肺の奥のほうに発生するがん)の場合。
早期には症状は出てきません。
それで、健康診断などのときのX線写真で発見されるのが
一般的かもしれません。
肺がんの症状 進行後
肺がんが進行すると様々な症状が出てきます。
この種の痛みは呼吸をしていても止めても続きます。
息切れが激しくなります。さらに進むと肺炎、気管支炎を
起こしやすくなります。
発熱します。
がんが浸透してくるとしゃがれ声になることがあります。
肺ガンはあまり症状の出ない癌ですが、進行するとこのような肺がん 症状が出ます。
肺がんの症状 風邪との違い?
風邪をひいても咳や痰が出ます。では肺がんの症状との違いは
あるのでしょうか?
大きな違いは血痰(けったん)です。
この血痰は真っ赤な状態ではなくても少し筋をひくような感じの
ものも含みます。
また痰(たん)の出方も違います。
風邪が原因で出る痰は風邪が治ってきたら1週間以内に
たいてい止まりますが、肺がんの場合は継続して出続けます。
まただんだん出方がひどくなってゆくということも
特徴の1つです。
あるのでしょうか?
大きな違いは血痰(けったん)です。
この血痰は真っ赤な状態ではなくても少し筋をひくような感じの
ものも含みます。
また痰(たん)の出方も違います。
風邪が原因で出る痰は風邪が治ってきたら1週間以内に
たいてい止まりますが、肺がんの場合は継続して出続けます。
まただんだん出方がひどくなってゆくということも
特徴の1つです。
肺がんの検査 定期健診
肺がんの検査は、まずは年に1度必ず定期健診に行くということ
から始めましょう!
多くの地方自治体で40歳を過ぎると行なわれていますし、
人間ドックや様々な医療機関でも受診することが出来ます。
胸部レントゲンは、特に末梢型肺がんの早期発見に有効な
検査方法です。
さらにヘビースモーカーや、より精確に検査してほしい人は、
喀痰細胞診検査をお勧めします。
この検査は、痰を採取して、それを顕微鏡で見て調べる検査
方法です。
自宅で痰を専用の容器に採取して郵送して調べてもらうことも
出来ます。この検査は特に中心型肺がんに有効な検査方法です。
肺がんの検査 「要精密検査」が出た場合
定期健診で「要請蜜検査」の結果が出たら、心配になるかも
しれません。
では精密検査とはどのような検査を受けることになるのでしょうか?
大きく分けると「CT検査」、「ファイバースコープ検査」、
「検生針(はりせいけん)」などの方法です。
「CT検査」は、よく映像で見られたことがあると思いますが、
ドーム型の検査機器に入っていくあれです。
レントゲンより精度が高い結果を得られます。
「気管支鏡検査」(ファイバースコープ)は、喉に局部麻酔を
した後、鼻や口から柔らかいファイバースコープを挿入して
がんが肺のどこに出来ているかをモニターで確認します。
もしも見つかったならそこから細胞を小さく取り、顕微鏡で
がん細胞かどうか調べるという検査方法です。
「検生針」は、局部麻酔をした後、胸や背中から肺まで注射針を
入れて、細胞を小さく取り診断を行なう検査方法です。
このような形で精密検査を受けることが出来ます。